【コスパよし】エリッゼステークの使用感をレビューします【脱初心者】

キャンプ

こんにちは、おしま狩人です。

 

テントやタープをしっかりと地面に固定するためのペグ、付属品で妥協していませんか?

 

年に数回しかキャンプ行かないし…

という場合でも、付属品のペグだと設営中にうまく打ち込めなかったり、曲がったりすることが多いかと思います。

 

  • コスパがいいペグがあったら揃えたい
  • 脱初心者のペグが欲しい
  • エリッゼステークについて使用感やおすすめの長さが知りたい

 

今回はこのような悩みや疑問を持っている方向けに、エリッゼステークの概要と使用感、ペグのラインナップを紹介していきますね(`・ω・´)

 

スノーピークが製造しているソリッドステークはとても有名ですが、コスパのいい鍛造ペグを揃えるなら、ELLISE製のエリッゼステークをおすすめしますよ。

 

エリッゼステークって?

エリッゼステークとは、金属製品の産地で有名な新潟県・燕三条(つばめさんじょう)にある”村の鍛冶屋”という会社が作っている鍛造ペグのことです。

 

スノーピーク製のソリッドステークと並んで人気で、以下のような特徴があります。

  • 断面が楕円のカタチをしているのでペグが地面に固定されやすい
  • ソリッドステークよりも安価
  • 商品ラインナップが豊富(カラーバリエーションや長さ)

 

鍛造ペグとは?

鍛造とは、金属をたたいたり圧縮することで成型する加工法のことです。

たたく・圧縮することで金属内の結晶がキレイにそろい、強度がでます。

 

強度が必要なアイテムに使われることが多い製法で、包丁や結婚指輪なども鍛造でつくられていることがほとんどです。

 

エリッゼステークは鋼材を約1100℃になるまで加熱し、約1トンにもなる圧力で楕円形に潰した鍛造ペグですよ。

 

頑丈につくられているのが、鍛造製のアイテムということですね。

エリッゼステークを実際に使ってみた感想

 

エリッゼステーク(以下エリステ)を実際につかってみた感想ですが、

  • 設営スピードがかなり早くなった
  • 多少の風が吹いても安心感がある
  • ペグを打ち込むのが楽しい
  • 鍛造ペグを持っている充足感が得られる

ザッとこんな感じです。

設営スピードがかなり早くなった

以前はタープやテントに付属していた安っぽいアルミやスチール製のペグを使用していましたが、強度が弱いので普通に打ち込んでるときに曲がったりするんですよね。

結果的に設営が遅くなるし、なんだか一苦労(場合によってはイライラ)なんてことがありましたが。

 

エリステにして、設営時のストレスがかなり少なくなりました。

プラスチックペグや付属品の金属製ペグをつかっているのであれば、鍛造ペグ(エリステ)を試して欲しいですね。

多少の風が吹いても安心感がある

設営に多少の時間はかかっても大丈夫!

という場合でも、鍛造ペグの安定感はプラスチックや付属品のペグではなかなか得られないと思います。

 

安価なペグと比較して鍛造ペグの表面はザラザラしているため、地面との摩擦が増してかなりの抵抗力を生み出してくれるのが特徴です。

 

また前述したように、ペグの断面が楕円形になっているのもポイント

多くのペグは断面が丸い円になっていることが多いですが、エリステは楕円形になっているのでガッチリと地面に固定されます。

 

風などでペグにテンションがかかり、クルクルと回ることがありません。

 

昼間は無風だったけど、夜になって強い風が吹き始めた…

なんてのは、山間部ではよくあることですからね。

ペグを打ち込むのが楽しい

鍛造ペグを打ち込むには、ペグ打ち専用のハンマーを準備しておいたほうがいいです。

打ち込み・引き抜きの早さは100均やホームセンターにある大工用ハンマーではまかなえません。

 

そしてペグ打ち専用のハンマーで鍛造ペグを打ち込むのが楽しいんです。

 

個人差はもちろんあると思いますが、テントやタープを固定するための地味な作業がなんであんなに楽しいんですかね。

 

おすすめのペグハンマーは、こちらの記事で紹介しています。

 

≫【価格別】持っておくべきペグハンマーの素材や特徴を厳選して12つまとめました【おすすめ】

鍛造ペグを持っている充足感が得られる

鍛造ペグは脱初心者のシンボル的な要素があると思っています。(かなり個人的な意見ですが…)

 

強度・抵抗力・見た目ともに満足感を与えてくれるペグが、鍛造ペグ。

”キャンプしてる感”を簡単に演出してくれる道具ですよ。

おすすめのエリステを紹介する

ペグの長さで購入時に迷うことが多いですが、基本的に30cm前後のペグを用意しておけばテント・タープどちらとも対応可能です。

 

以下のように使い分けるのをおすすめします。

  • 20cm前後…テント
  • 30cm前後…テント、タープのメイン・補助ポールなど
  • 40cm前後…タープのメインポール

 

ただし40cmはかなりデカいし重くなります。

強風時用に保険として揃えておくぐらいでいいと思います。

 

エリステ・28cm

とりあえずコスパのいいエリステの鍛造ペグが欲しい…!

そんな場合に間違いなくおすすめなのが28cmサイズのエリステです。

ぼくも使用していますが、ちょうどいい長さ・取り回しのよさ・安定感があります。

 

色々なカラーのエリッゼが発売されており、色に注目しがちだったのですが(確かに目立って置き忘れに役に立ちますが・・・)
今回、軟地盤の草地で使用したところ、基本機能の高さを垣間見ました打ち込みやすく、自然抜けしづらい。またガイロープを痛めない。
変形もなく、さらに撤収時の抜きやすさ等、幾度も使用していくたびにエリッゼ愛が深まっていきます。

出典:Amazon

 

 

ブラックはいかにも”鍛造ペグ”という感じですが、実際につかってみると地面と色が同化して見づらかったり、紛失の可能性が高くなります

 

イエローやレッドの鍛造ペグもあるので、使用時のことを考えて検討してみるといいですよ。(少し値段は高くなりますが。。)

 

 

 

エリステ・18cm

テント用のペグにぴったりなのが、18cmサイズのエリステです。

 

タープの固定につかっている方もいますが、ぼくは怖くて使えません。

急に風が吹いて対応が遅れ、どこかにペグが飛んでいったら…というリスクがありますからね。

 

18cmはテント用におすすめします。

 

28cmのエリステに対してのメリットは、

  • 軽い
  • 安価
  • 打ち込みや引き抜きが早い
  • 収納スペースがコンパクトになる

です。

 

18cmで短いかもしれませんが、
テントが飛ばされるような、そんな強風や雨だったらキャンプしないと割り切っているので、問題なしです。
河原キャンプ場のようにゴツゴツした場所でも問題なく打ち込めます。

出典:Amazon

 

 

エリステ・38cm

強風時のために備えておきたい、38cmのエリステです。

4本セットで販売されているので、メインポール1本につき2つ使用を想定してのことなんでしょうね。

38cmを打ち込んでおけば、ペグが風の力で引っこ抜けることはほぼないでしょう。(グラウンドの状態による)

 

28cmタイプを所有してますが、新たにタープ用にこちらを購入。 長くなった分重量はかさみますが抜群の安定感です。 ハンマーはブラスヘッドではなく通常の鉄ハンマーでガンガン叩いてますが、めげることなく全く変形せずに使えます。 コスパ最高、最強ペグです。

出典:Amazon

 

まとめ

エリッゼステークの概要と使用感、鍛造ペグのラインナップ紹介でした。

 

キャンプ用品は高価なものも多いですが、ペグは優先的に投資すべきアイテムだと思っています。

ペグハンマーも、一緒に揃えておくといいですよ。

 

≫【価格別】持っておくべきペグハンマーの素材や特徴を厳選して12つまとめました【おすすめ】

 

おしま狩人でした。