こんにちは、おしま狩人です。
うだるような夏の暑さを避けるために、
山や川でキャンプやアウトドアしよ!
と計画する方も多いはず。
平地に比べて山間部の気温は低く、森や川の近くにいくとひんやりとしてて気持ちいいですよね。
しかし多くの人たちの足止めをしているのが、「虫」です。
山とかでBBQしたいけど…虫がくるのはほんと無理。
少しジッとしてるだけでいろんな虫が…
蚊をはじめとして、さまざまな羽虫やアブ、蛾など、夏場には多くの生き物が活発に活動しています。
生き物によってその行動や習性は異なりますが、虫が人のいる場所・人に寄ってくる理由は大きく以下の6つに分類されます。
- 紫外線
- 常在菌
- 二酸化炭素
- 涙
- 匂い
- 熱(体温)
この記事では、夏でも関係なしに山へいき狩猟をしているぼくが、虫が寄ってくる理由とその対策をまとめて紹介していきますね。
紫外線
紫外線が含まれる光源やアイテムを使うと、月の光を利用する虫が勘違いをして寄ってきます。
夜のキャンプにランタンは必須!
…ですが、虫対策をするために紫外線アイテムを上手に使いこなすといいですよ。
主な対策方法は、以下の2つ。
- 紫外線カットの光源を使う(身の回り)
- 紫外線を出すアイテムを使う(周囲に配置)
紫外線カットの光源を使う
有効なのは、LEDを使った光源を使うことです。
LEDを使ったからといって、完全に虫が寄ってこなくなる…というわけにはいきませんが、ある程度の効果はあります。
テーブルランタンや身の回りを照らすための光源は、LEDを使ったものを準備しておくといいですよ。
おすすめはジェントス製のスタンダードアイテム、暖色系の色味がでるLEDランタンです。
LEDは色味によって紫外線が微量にでますが、暖色系は最も虫が寄りつきにくいというデータがあります(紫外線の量が少ないということ)。
紫外線を出すアイテムを使う
紫外線を出すアイテムをおくことで、虫を誘引する効果があります。
活動するスペースの周囲に配置しておくといいですよ。
持ち運びがラクなUSB充電式が安価で出回っているので、用意して損はないはず(`・ω・´)
常在菌
人には嗅ぎ分けられない匂いや成分を発する常在菌が多いと、虫(蚊)を誘引しやすいという研究結果があります。
ひどい体臭もないのに、虫が寄ってきやすい…
という方は、もしかしたら常在菌が多いのかもしれません。
対策は、
足の裏をアルコールティッシュなどで丁寧にふく
という1点のみ。
ぼくも人が多くいる中で蚊がよってきやすいので、もしかしたら…。
しっかり足の裏を拭くようにします。
二酸化炭素
呼吸をしたときに出る二酸化炭素に、虫が寄ってきます。
二酸化炭素に虫が寄ってくる理由ですが、
多くの二酸化炭素を排出する大きな生き物を発見する能力 = 種の保存につながる
ことから、周囲よりも濃度が濃い二酸化炭素周辺めがけて虫が飛んできます。
ハッカ成分の含まれたメントスを食べる…というような一時的な対策がありますが、外にいる間ずっとメントスを食べていられる猛者はそうそういないはず。
二酸化炭素の対策としては、メッシュネットがおすすめです。
涙
常に水分が含まれている涙(目)に向かって、虫が寄ってきます。
自然界には多くの水分がありますが、人の涙には多くの養分が含まれているので以下の理由から虫が飛んでくるんですね。
- 産卵
- 栄養摂取
主にメマトイと呼ばれるハエが涙を好んでいます。
可能性としては極めて低いですが、眼球に産卵が行われた場合その幼虫が孵化します。
対策としては、サングラスをしておくことでしょうか。
匂い
人それぞれが発する匂いに、虫が寄ってきます。
以下3つが匂いの元となる代表格。
- 汗
- 体臭
- フェロモン
虫じゃなくて、好みの異性が寄ってきてくれたらいいんですけどね。
なんてベタなことをいいつつ、対策としては
- 石鹸で露出している部分をよく洗う、塗る
- 露出部にスプレーを吹きかける
などでしょう。
石鹸は、洗うだけではなく直接肌にこすりつけても効果がありますよ!
体温
体温に反応して、虫が寄ってきます。
二酸化炭素と同じように、虫が生きる術として身につけた習性なのでしょう。
体温を下げるのではなく、虫をどう寄せつけないかがポイント。
洗っても効果が続く防虫服を用意しておくと、いいかもしれませんね。
まとめ
夏のアウトドアレジャーにおいて天敵となる虫が寄ってくる理由とその対策をまとめました。
あなたがどのような場所で、どのような活動をするかによってその準備すべきものは変わってきますが、少しでも参考になれば幸いです。
虫刺され用の常備薬として、キンカンやムヒを用意しておくのもお忘れなく。
おしま狩人でした。