年会費無料・還元率が1.0%以上のクレジットカードとして代表的な楽天カードやYahoo!カードがありますが、
JCBが発行しているJCB CARD Wカードもその1つです。
国際ブランドのJCBが直接発行しているカード(プロパーカード)は、
一般的な保証やサービスが充実してそうだけど…
そんなにお得な感じがしないなー
といったイメージが先行していますが、
- amazon
- スタバ
- セブンイレブン
などを利用する機会が多いのであれば、つくっておいて損はないカードです。
ゴールドカードなどのステータスカードにあまり興味がない方(JCB CARD Wは高還元率で年会費が永年無料)、
ディズニーやUSJが好き!という方にも、JCB CARD Wはオススメできるカードですよ(`・ω・´)
デメリット10つ、メリット8つをサクッと紹介していきますね!
JCB CARD Wのデメリット10つ
まずはJCB CARD Wのデメリット10つを紹介していきます。
- VISA, MasterCardブランドではない
- 高還元率のカードは他にもある
- 39歳以下の限定発行
- MyJチェックに自動登録
- 海外旅行保険が利用付帯
- 飛行機遅延やロストバゲッジ保証はない
- 申し込みはオンライン申請のみ
- カードフェイスがシンプルすぎる
- JCB STAR MEMBERSの対象外
- 電子マネーチャージにはポイントがつかない
VISA, MasterCardブランドではない
JCB CARD W / plus LはJCBの国際ブランドしか選択できません。
VISAやMasterCardの国際ブランドがついているクレジットカードを持っていかないと、海外旅行時に不便に感じる機会が多いです。
JCBはアジア圏やハワイで強い
海外の中でも日本人が多く渡航するアジア圏やハワイではJCBブランドのカードが使えることが多いです。
アメリカではディスカバーカードと提携しているため、JCBの表記がなくてもディスカバーカードが使用可能であればJCBブランドを使用することができます。
ヨーロッパや南米、オセアニア地域ではJCBは弱いです。(経験談)
国際ブランドとは?
VISAやMasterCard、JCBのようなクレジットカードについている表記を、国際ブランドといいます。
これらを国際ブランドと呼び、クレジットカードがどこでも使えるような決済機構をつくるサービスを提供しています。
高還元率のカードは他にもある
常時還元率が1.0%以上のJCB CARD Wですが、還元率メインで狙うならさらに上をいくカードがあります。(年会費ありも含め)
39歳以下の限定発行
JCB CARD Wは39歳以下の方のみ、発行することが可能です。
39歳までに発行すれば、それ以降は永年年会費無料で所持することができます。
18歳の学生から発行が可能
JCB CARD Wは、18歳(高校生不可)からカードの申請をすることが可能です。
- 過去に借金をした
- 多額のカードローンをしている
- 他のクレジットカードを多数所持している
- クレジットカードの支払いに遅れたことが複数回ある
これらの”審査落ち”要素をしていないのであれば、大抵の方はカード発行が可能と言われています(`・ω・´)
MyJチェックに自動登録
JCBにはMyJチェックという利用金額の通知をweb明細限定にするサービスがありますが、JCB CARD Wを発行すると自動的にMyJチェックに登録されます。
紙の利用明細が発行されないので、手元においておきたい場合は自分でプリントアウトをするなどの手間がかかります。
海外旅行保険が利用付帯
JCB CARD Wには海外旅行保険が付帯(最高2,000万円)されていますが、旅行に関わる
- 空港までのタクシーや鉄道
- 飛行機代金をカードで購入
これらの費用をクレジットカードで決済することで保険が適用される、”利用付帯”という保険になっています。
”利用付帯”は旅行に関する費用をクレジットカードで払ってなかった場合、保険適用外となります。
ちなみにカードを持っているだけで保険が適用される制度を”自動付帯”といいます(`・ω・´)
飛行機遅延やロストバゲッジ保証はない
海外旅行保険は利用付帯ですが、JCB CARD Wに飛行機遅延やロストバゲッジの保険はついていません。
申し込みはオンライン申請のみ
JCB CARD Wの発行申し込みはオンライン申請のみです。
電話や窓口、郵送での申し込みには対応していません。
ネットバンキングが使える口座が必要
加えて、JCB CARD Wをオンラインで申し込みする際にネットバンキングを登録する必要があります。
これらのネットバンキングを登録していない場合、まずは口座の開設やネットバンクの登録が必要になります。
項目 | 銀行名 |
ネットバンク | ジャパンネット銀行、セブン銀行、ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、イオン銀行 |
大手銀行 | みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行 |
地方銀行 | 各地方銀行のネットバンキング対応状況による |
カードフェイスがシンプルすぎる
JCB CARD Wのカードフェイスは、シンプルです。
デザインを気にする・しないは人の好みになりますが、JCB 一般カードやEXTAGE カードに比べるとカードフェイスが見劣りするとぼく個人は思っています。
JCB STAR MEMBERSの対象外
JCB STAR MEMBERSとは、12/16 ~ 12/15の利用合計金額に合わせて、次年度のOkiDokiポイント還元率が底上げされるサービスです。
JCB CARD Wは常時ポイント還元率が1.0%以上であるため、JCB STAR MEMBERSのサービスは適用外となっています。
電子マネーチャージにはOkiDokiポイントがつかない
nanacoや楽天Edyといった電子マネー、公共交通機関系の電子マネーチャージにはOkiDokiポイントがつきません。
ただし、スターバックスで使えるスターバックスカードへのチャージでJCB CARD Wを利用すると還元率が5.5%という驚異的な数字を叩き出しています。
JCB CARD Wのメリット8つ
JCB CARD Wのメリット8つを紹介していきます(`・ω・´)!
- 年会費が永年無料
- JCB ORIGINAL SERIESパートナーで還元率up
- OkiDokiランドで還元率up
- apple pay / Google payが使える
- QUICPayが使える
- 11つのトラベルサービス
- ディズニーリゾート・USJの特典がある
- J/Secureセキュリティ
- 女性向け特典あり
詳細は後述しますが、JCBの基本還元率1.0%をさらにアップさせる方法として、
- JCB ORIGINAL SERIESパートナー
- OkiDokiランド
これらに登録されているショップを利用することがベースになります。
悩ましいのが、どちらにもショップが登録されている場合。
例えばamazonはJCB ORIGINAL SERIESパートナーにも、OkiDokiランドにも登録されていますが、どちらから購入しても還元率は2.0%(JCB CARD Wの場合)と変わりません。
ネットでJCBカードを使ったお買い物をする→OkiDokiランドを使う!
というシンプルな方法を選択すると、わかりやすいかと思います。
それでは紹介していきますね(`・ω・´)
年会費が永年無料
JCB CARD Wを39歳までに発行すると、他のカードに切り替えない限り永年年会費が無料です。
ETCや家族カードも無料
加えて、ETCカードや家族カードの発行も無料。
年会費が無料でもETCカードが有料であったり、家族カードには条件があるカードがありますが、どちらも無料なのは大きいです。
JCB ORIGINAL SERIESパートナーで還元率up
JCB ORIGINAL SERIESパートナーを利用すると、OkiDokiポイントの還元率がアップします。
利用する際に気をつけるのは、
- 登録 & 利用でポイント
- 利用でポイントアップ
の2種類があり、それぞれの手順を踏んで利用することがポイント付与の必須条件となります。
登録 & 利用でポイント
登録 & 利用でポイントが付与される場合、キャンペーンなどに一度登録する必要があります。
ぼくが以前やらかしたことなんですが、
スターバックスのカードチャージにJCBカードを利用するだけで還元率が5.0%になると思ってweb明細をみたら…通常のポイントとしか反映されていませんでした。
JCB ORIGINAL SERIESパートナーを利用する際は、登録の条件を確認してから利用しましょう(`・ω・´)
利用でポイントアップ
利用でポイントアップの場合は、キャンペーンなどに登録することなく +αのOkiDokiポイントを入手することができます。
”利用でポイントアップ”が条件の場合、
- JCB ORIGINAL SERIESパートナー
- OkiDokiランド
のどちらにも登録されているショップがほとんどです。(OkiDokiポイント還元率は変わらない)
ネットでお得にお買い物をしたい場合はストレートにOkiDokiランドを開いてショップや商品検索をすると、ストレスなくOkiDokiポイントを貯めることができますよ(`・ω・´)
OkiDokiランドで還元率up
OkiDokiランドは、MyJCB会員専用のサービスです。
OkiDokiランドで使えるショップの一部と還元率(JCB CARD Wの場合)は以下の通り(`・ω・´)
- 楽天
- Yahoo!ショッピング
- エクスペディア
- じゃらん
- ユニクロ
- amazon
- ベルメゾンネット
OkiDokiランドは、これらの通販サイトなどをOkiDokiランドから経由して使うことで、還元率UPができます(`・ω・´)
還元率は ~20倍とさまざまで、楽天市場の中でもショップ毎に還元率が異なっています。
apple pay / Google payが使える
JCB CARD Wは、apple pay, Google payに対応しています。
QUICPayが使える
QUICPayはJCBが提供している電子マネーサービスです。
- カードタイプ
- モバイルタイプ(apple pay, Google pay)
があり、JCB CARD Wではどちらも使用することが可能です。
QUICPayはポストペイ型
電子マネーには
- ポストペイ型…QUICPay, iD
- プリペイド型…Suica, PASMO, nanaco, WAON
の2種類があり、QUICPayはポストペイ型に分類されます。
ポストペイ型はクレジットカードの利用料金として請求され、
SuicaやPASMO、nanacoやWAONなどのようにチャージの必要はありません。
10つのトラベルサービス
JCBの一般サービスが利用できるJCB CARD Wでは、以下10つの特典を受けることができます。
- JCB海外おみやげサービス
- 海外Wi-Fiルーターレンタルサービス
- 海外レンタカーサービス
- JCB空港優待ガイド
- 空港免税店割引サービス
- 空港宅配優待サービス
- JCBプラザ
- JCBプラザラウンジ
- JCBプラザコールセンター
- JCB紛失・盗難海外サポート
ディズニーリゾート・USJの特典がある
JCBはディズニーリゾートとUSJの公式スポンサーなので、JCBカードを所持しているとそれぞれの特典を受けることができます。
- JCBマジカルに参加できる
- ディズニーリゾートやUSJのチケット・グッズをOkiDokiポイントと交換
JCBマジカルに参加できる
ご希望のコースを選択し、キャンペーン参加登録したJCBカードのご利用合計金額5万円(税込)を1口として、抽選でプレゼント。
キャンペーン期間中のご利用金額に応じて、応募口数が増えます。参考:JCB公式サイト
キャンペーンに参加し利用合計金額5万円を1口として、抽選に参加することができます。
キャンペーン期間は約半年間開催されるので、多くの参加者がいますが当選するチャンスもあるはず。
ディズニーホテル宿泊とクリスマス時期のディズニーシー完全貸切って、たまんないですね…。
女性向け特典あり
JCB CARD W plus Lには、女性向けの特典がついています。
JCB CARD Wの機能はそのままに、
- LINDAリーグ
- LINDA MAIL
- cinema LINDA
- お守リンダ
- 女性疾病保険
これらのサービスがついていますよ。
まとめ
JCB CARD Wの特徴をデメリット・メリット別に18つ紹介しました!
冒頭でもお話しましたが、
- amazon
- スタバ
- セブンイレブン
などのJCB ORIGINAL SERIES パートナーやOkiDokiランド登録ショップを利用する機会が多いのであれば、つくっておいて損はないカードです。
もちろん、メリットで紹介したディズニーリゾートやUSJの特典が受けられるため、
ディズニーやUSJが好き!という方にも、オススメできるカードですよ(`・ω・´)
JCB CARD W / plus Lの公式サイトは以下リンクからどうぞ。
あなたのクレジットカード選びの参考になれば幸いです!
おしま狩人でした。