【青首】マガモを自宅で解体。鴨ワックスから背開き、部位肉の切り分けまで。

カモ猟

こんにちは、おしま狩人です。

 

マガモをエアライフルで仕留め、自宅で背開き~部位肉分けまで処理しました。

 

部位肉にするまでのプロセスは、youtubeやウェブ上から情報を集め、わりと綺麗に処理できたと思います。

今回は

  • パラフィンワックス
  • 30㎝鍋
  • バケツ
  • 45Lポリ袋2枚
  • キッチンバサミ
  • 包丁
  • モーラナイフ

これらを使用して解体しました(`・ω・´)

作業工程

部位肉にするまでの簡単な作業工程です

  1. カモワックスのロウを鍋にいれ、火をかける
  2. 羽根を軽くむしる
  3. カモワックスでマガモをコーティングする
  4. 綺麗にカモワックスをはがす
  5. 部位ごとに解体する

このような流れで作業をしました(`・ω・´)

羽むしり編

今回はカモワックスを使用して、時短で羽を除去してます。

 

初めてカモワックスしてみたんですが、

めっちゃはやい。めっちゃ気持ちいい。

 

手でむしると相当な労力になるので、羽むしりはよほどのことがない限り、カモワックスでいきます(`・ω・´)

羽根を軽くむしる

これくらい雑でも、全然大丈夫。

カモワックスに投入する

カモを冷やす用のバケツを準備し、カモをカモワックスに投入します。

 

銃痕や腸抜きをした部分には、キッチンペーパーなどで穴をふさいでおきましょう。

そしてもうひとつ、カモワックスにあまり長い時間漬けすぎると皮に熱が入ります。

まんべんなく、手早くがポイントじゃな

バケツで冷やす

なるべく冷たい水がいいです。

 

ワックスの温度で水温があがると、ワックスの固まりが悪くなり羽毛を除去しにくいです。

銃痕や腸抜きをしたところは、とくに念入りに冷やすといいです。

羽根・羽毛を除去する

固まったワックスをバリバリとはがしていきます。

めちゃくちゃ綺麗に剥がれます…

バーナーで処理するより皮が痛まず、変なにおいもつきにくいかと。

 

カモワックスが思った以上に熱を残しており、

  • 剝がす
  • 冷やす
  • 剝がす
  • 冷やす

の繰り返しで忙しく写真取れてません…ごめんなさい。

 

マガモの大きいサイズで、羽根むしりは約10分程度かかったかな。

パラフィンワックスは発火に注意!

パラフィンワックスが完全に溶け切るまで15-20分かかりますが、強く加熱すると発火する危険があるようです。

融点(ワックスが溶ける温度)は製品によりけりで、40℃~70℃の間で液体になります。

 

融点58℃の製品は234℃で発火するとのことなので、火元を離れず、ゆっくり溶かすようにしましょう(`・ω・´)

 

こちら、融点58℃のパラフィンワックス。
知り合いもこのタイプを買ってました。

 

鍋はこれをつかってます。

一斗缶もありますが、ワックスが早く溶けるのはこのタイプの鍋ではないでしょうか。

カモの大きさにもよりますよね。

 

ちなみに今回はマガモが大きすぎて、ちょっと苦労しました。

解体編

カモワックスで羽毛をキレイに取り除いた中抜きの状態です。

肉屋やスーパーで売られていても見劣りしませんよね(`・ω・´)ノ自画自賛

 

カモワックスや解体は、今後技術が向上してからyoutubeにアップする予定です。

解体の大きな流れとしては

  • 腹開き
  • 背開き

の2通りあります。

手順は

  1. もも肉を切り離す
  2. 胸肉を背・腹から切り離しつつ、手羽先を処理
  3. 反対側の胸肉も同様に処理
  4. 骨を外す(任意)

このような感じですね。

包丁だけでは不安なところがあり、キッチンバサミを準備しておくと作業がはかどります(`・ω・´)

部位肉に切り分け

今回は部位肉に切り分けた結果のみを。

 

  • 脚付きの肉がもも肉
  • 大きなブロックがむね肉(ササミも一緒になっています)
  • 手前右が手羽元

です。

 

マガモは肉がたくさんとれると聞いてはいましたが、思った以上にボリュームあります。

もも肉は小さいですけどね。

でも満足、満足。

内臓も

処理の仕方がわからず、ガラの部分にお肉が少し残ってます…。

腸抜きをした状態であれば、カモの体内には

  • 心臓(ハツ)
  • 肝臓(レバー)
  • 砂ずり

が残っています。

 

肺は食べないことが多い + 弾道が肺を貫通していたので、今回は捨てることに。

まとめ

初めてのカモ解体だったのでイメージ通りにいかないこともありましたが、

美味しそうなお肉を取り出すことができました。

 

あと、だいぶ汚れているキッチンは今後撮影する前にキレイにします”(-“”-)”申し訳ない

 

キッチンバサミは、ひとつ置いておくといろんなときに活躍してくれます。

 

このあと内臓を食べたり、鴨鍋をして楽しみました!

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おしま狩人でした。