【初心者向け】Pythonとはどのようなプログラミング言語なのか、特徴6つをまとめた 

Python

こんにちは、ITベンチャー企業でプログラマーをしていたおしま狩人です。

 

初心者でも学習しやすく、かつ将来性のあるプログラミング言語にPythonがあります。

 

プログラミングという言葉だけで

いや…あたし文系だしプログラミングとか無理。。

と諦めている人が多いですが、

Pythonは他の言語よりもシンプルな記述で、使い方次第ではあなたの仕事を自動化させたり、収益をあげるためのツールとして活用することができます。

 

今回はPythonとはどのような言語なのかを6つの特徴で紹介していきますね。

Pythonとは

Pythonとは文法をシンプルにデザインし、従来の言語よりもコードの読みやすさ、書きやすさを向上させることで人気となっているプログラミング言語のことです。

 

1991年にオランダ人のグイド・ヴァンロッサムが開発しました。

 

Pythonの語源はニシキヘビですが、正しくはイギリスのテレビ局 BBC が製作したコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』からとってきた名前と言われています。

 

Pythonの特徴6つ

Pythonの特徴は、以下の6つです。

 

  • シンプルなコード
  • 明確な文法
  • これからの時代にマッチしている
  • 豊富なライブラリがある
  • 世界中で採用されている
  • お金がたくさん稼げる

シンプルなコード

Pythonのコードはその他のプログラミング言語に比べてシンプルです。

 

“Hello world!”という文字列を出力するためのコードを例に、

  • Python
  • Java
  • PHP

これらの言語で比較してみましょう。

Python

Pythonで”Hello world!”を出力するためのコードは

print(“Hello world!”)

です。

 

Java

Javaで”Hello world!”を出力するためのコードは

class Hello{
__public static void main(String[] args){
___System.out.println(“Hello World!”);
__}
}

です。

Pythonに比べるとずいぶん複雑にみえますね。

PHP

PHPで”Hello world!”を出力するためのコードは

 <?php echo ‘Hello World’; ?>

です。

一行にはおさまりましたが、Pythonのprint(“Hello world!”)のほうが、直感的でわかりやすいのではないでしょうか。

明確な文法

Pythonの文法を明確にしているのが、オフサイドルールです。

 

オフサイドって、、サッカーのルールにもあるよね

サッカーのオフサイドは、プレイヤーが競技してはいけない位置に立っていることをルール違反とするものです。

 

Pythonのオフサイドルールも似たようなもので、存在してはいけない位置にコードが書いてあったら、ルール違反になります。

 

Pythonのオフサイドとは、インデント(字下げ)をすることでコードのかたまり(ブロック)を明確に示すためのルールです。

 

実際にコードをみながら確認してみましょう。

 

以下のPythonで書かれたコードにはオフサイドルールが守られているので、オフサイドしていませんという文字列が出力されます。

 

 

そして以下のコードが、オフサイドルールを守っていないPythonのコードです。

実行するとエラーが返ってきます。

 

Javaだと、インデント(字下げ)しなくてもプログラムは動きます。

実行して結果が反映されるまでに少し時間がかかります。

なぜオフサイドルールがあるのか

以上のコードを実行してみて、

オフサイドルールのないJavaのほうが自由そうでいい!

と思った方がいるかもしれません。

 

オフサイドルールがある理由は、だれがみても理解しやすいコードに統一するためです。

 

プログラムをある程度書いていくとわかりますが、きちんとインデント(字下げ)されていると、

コードの仕事がかたまりとして把握できるのでとても読みやすいです。

 

雑然とした部屋から探したいモノをみつけるのと、整理された部屋から探したいモノをみつけるのはどちらが気持ちよく取りかかれるか、明白ですよね。

これからの時代にマッチしている

Pythonは30年近くも前にリリースされた言語ですが、機械学習やディープラーニングが注目されるまでは主に海外のエンジニアに人気がありました。

 

ですが最近はあなたもご存知の通り、機械学習からディープラーニング、IoT、ブロックチェーンとたくさんの技術が進化しています。

 

そしてPythonはこれらの技術を開発するのに適した言語です。

豊富なライブラリがある

Pythonがこれからの時代や技術にマッチしている理由として、豊富なライブラリがあるというのが理由のひとつになります。

 

ライブラリをわかりやすく例えると、レベルの高いポケモンをゲットできることと同じです。

 

マサラタウン(古すぎ?)を出発してすぐには、レベル5くらいのポケモンしかいませんよね。

 

目的が四天王を倒すことであれば、コツコツとポケモンを育てる必要があります。

ですが、最初から手持ちにレベル50のサンダー・フリーザ・ファイヤーがいたらどうでしょう。

 

四天王を倒すまでの時間はかなり短くなるはずです。

 

このように、ある程度の基礎体力やワザ(=開発に必要なコード)がマルッとまとめられているのがプログラミングのライブラリです。

 

Pythonには機械学習やIoTに適したライブラリがあるので、生産性の向上に直結しています。

 

世界中で採用されている

Google、Youtube、Facebook、Instagramを支えているのはPythonです。

 

実際にぼくたちが利用しているツールをPythonで開発しているのは大きな説得力になり、世の中に浸透していきます。

 

お金がたくさん稼げる

Pythonの生産性や利用価値は日に日に増していますが、実際にPythonを使えるエンジニアが不足しています。

 

数年前の日本は、Pythonを学習しても案件が少なく宝の持ち腐れになってしまうような状況でしたが、時代は急速に変化しています。

 

さまざまな開発案件からプログラミングの塾講師(義務教育化による需要)など、多くの舞台でPythonを活かせることができるでしょう。

まとめ

プログラミング初心者向けに、Pythonとはどのような言語なのかを特徴6つにまとめました。

 

記事内にPythonの簡単なコードを実行できるツールを紹介しましたが、実際に動かしてみると

なんだ…自分にもできそうじゃん

と思えたのではないでしょうか。

 

プログラミングは実際に手を動かし、エラーや疑問が浮かんだら調べ、また手を動かし…

という作業でメキメキ上達していきます。

 

 

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おしま狩人でした。