最近は人気の狩猟マンガの影響やシカやイノシシといった鳥獣が急速に増えていることから、狩猟に興味をもつ人が増えています。
狩猟といってもわな猟や網猟といった銃を使用しない猟法もありますが、今回取り上げるのは、インパクトの強い”銃猟”について。
エアライフルにしろ、散弾銃にしろ、銃の所持許可を持って合法的に銃を所持することにどのようなデメリットがあるのか。
結論からいうと
- 銃の管理や更新が大変
- 周囲との距離感が微妙に変わる(こともある)
- 言葉づかいに気をつけるようになる
- ペットを飼っている人からの目線が痛い(こともある)
- 普段から悪いことはできない意識が根付く
- 自分の精神的な変化が現れる(こともある)
- 防犯に用心するようになる
これらのデメリットがあります。
それぞれについて紹介していきますね(`・ω・´)
銃の管理や更新が大変
銃を所持することで、所持・運搬に非常に気を使います。
さらに以前とは制度が変更になり、
- 毎年1回、銃の技能講習を受ける必要がある
- 3年に1回、経験者講習会を受ける必要がある
という決まりがあります。
銃を使用しているような動きがなければ(眠り銃)、所持の必要性を問われることもあるよう。
日本で合法的に銃を所持することは、その維持管理も大変です。
周囲との距離感が微妙に変わる(こともある)
銃を所持する前は、
銃を持つってすごいねー。
って悪くない反応を示していた知人も、実際に銃を所持すると
…う、うん。
的な反応をする人は少なくないです。
これは人によりけりで、まったく抵抗がない人もいれば、少し距離をおくような反応をする人もいる。
普段通りに会話をしていれば、また距離感は縮まるんですけどね。
とくに子育てをしている方々からすると、”もしかしたら”の脅威は少しでも排除したいと思うもの。
”銃を所持している”ことをいかにストレスなく相手に伝えるのかも、大事なことだと思っています。
言葉づかいに気をつけるようになる
以前は冗談でつかっていた”殺す”などのキツい言葉を使わないようになりました。
キツい冗談の言葉を使うといっても親しい友人同士でしか使う機会はないですが、
普段の会話でもいらぬ不安を与えないように、言葉づかいには気をつけるようになりました。
ペットを飼っている人からの目線が痛い(こともある)
うちのペットをどんな目でみてるんだろう…
と、警戒されているような視線を受けることもあります。
これは普段から近所としっかりしたコミュニケーションをとることが必要。
そして最近は、動物を愛護する傾向が着実に上昇しています。
それ自体はとてもいいことだし、ぼくも動物は好きなのですが、
ハンターの動物に対する気持ちや感情がわからない
という人はとても多いです。
なかなか難しい問題なんですよね。
普段から悪いことはできない意識が根付く
普段のちょっとしたことで警察のお世話になる機会ってありますよね。
- シートベルトの付け忘れ
- スピード超過
- 駐車違反
- 酔っぱらって物を壊す
などなど。
これらの違反をすることで銃を取り上げられることはないですが、不用心なことで注意をされるのは極力避けたい。
以前よりも安全運転になり、警察のお世話にならないような意識が根付きました。
自分の精神的な変化が現れる(こともある)
銃を所持することで、精神的に少し変化が現れる…こともあります。
ポジショントークというか、”ドヤ感”をだす人もいます。
これは銃を所持する年月が解消してくれる問題だと思いますが、銃を持つ前と後で心理的な変化があれば、用心しておいたほうがいいです。
銃を所持することで周囲に与える影響って意外に大きいですからね(`・ω・´)
防犯に用心するようになる
ぼくは銃を銃砲店に預けていますが、家にエアライフル用のエアタンクやペレット弾を置いています。
銃に関する備品が自宅にあるので、以前よりも防犯に用心するようになりました。
銃を空き巣にとられたら、マジでやばいです。
あなたの銃で誰かが殺されるようなことがあれば、あなたの管理不足が問われることは可能性として大。
今後自宅にガンロッカーを設置する際には、ALSOKやセコムなどのセキュリティシステムを導入する予定。
あなたも銃を自宅に置く予定なら、一度検討してみては…?
まとめ
銃を所持することで起きるデメリットや注意点について、7つのポイントを紹介しました。
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない
何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる
出典:鋼の錬金術師
ぼくの好きなマンガである鋼の錬金術師・エドの名言。
銃だけでなく、生きていく上では何事にもそれなりの対価を支払う必要があると思っていますが、その方向性を間違えないように気をつけたいです。
おしま狩人でした。