こんにちは、大学進学のため沖縄に4年ほど住んでいたおしま狩人です。
ぼくは現在狩猟免許を取得し、ジビエを獲ったりさばいたりしていますが、
はじめてイノシシを食べたのは沖縄・西表島へ旅行にいったときのことでした。
西表島といえばイリオモテヤマネコがめちゃくちゃ有名ですが…
イノシシの亜種である、ひと回り小さいリュウキュウイノシシが実は絶品なんです。
沖縄に生息するリュウキュウイノシシは減少傾向にありますが、
西表島のリュウキュウイノシシはその生息環境から他のブタやイノシシとの混血がなく、菌がすくないために刺身で食すことが可能。
旬の季節は脂が乗り始める秋口~がおすすめです。
生食なので自己責任にはなりますが、ぼくが食べた感想は
臭くない。めちゃくちゃ濃厚でうめぇ…
でした。
リュウキュウイノシシを食べたいのであれば、狩猟が解禁される11月中頃以降を狙って西表島にいってみるといいですよ(`・ω・´)
リュウキュウイノシシはどんな味?
リュウキュウイノシシの食味は、
- あっさりしていて脂身がなく
- 肉の味が濃厚で
- はしが止まらない
このような特徴があります。
タタキ(=刺身)というと、
生食…豚に似たイノシシ…
と、抵抗がある気持ちはとてもわかります。
ぼくも食べるまでに少し時間がかかりました。
あくまでも自己責任にはなりますが、こんなにうまい肉があるのか…
と感動し、夢中になって食べていた記憶があります。
リュウキュウイノシシを食べることができるのはどこ?
西表島にいったのはかれこれ9年前になり、そのときに泊まった民宿でリュウキュウイノシシのタタキをごちそうになりました。
宿のご主人が猟師をしていたので、とても新鮮なタタキを出してくれたんですけど。
…残念ながら画像が残っていません”(-“”-)”
西表島の狩猟文化は少し独特のようで、そのほとんどが国有林で覆われている&猟場の継承文化があるため、どこでも食べれるというわけではないようです。
そのうち現地で調査したいですね
- 通販で買える
- 現地で食す
これら2つを紹介していきますね。
ちなみにぼくが宿泊してリュウキュウイノシシのタタキを食べれたのは民宿 池田屋 <西表島>でした。
リュウキュウイノシシは通販で買える
調べていて驚いたんですけど、リュウキュウイノシシは通販で買えます。
食肉処理業(保健所の許可がでている)のある施設なので、安心して買うことができます(`・ω・´)
Facebookでも情報発信をしています。
現地で食す
細かく調べるとたくさん出てきますが、有名どころを3つ紹介していきますね。
- 新八食堂
- ぽけっとはうす
- 猪狩家
※すべての飲食店において、リュウキュウイノシシが必ず食べれるという保証はありません。季節や状況によって変動することをご了承ください。
新八食堂
フェリー乗り場からすぐのところにある、沖縄らしい食堂です。
猟期になるとリュウキュウイノシシが入ってくるようなので、食事がてら覗いてみてはいかがでしょうか。
営業時間は
- 火曜~土曜…【11:00~14:00・17:30~20:30】
- 日曜日…【11:00~14:00】
月曜日が定休日となっています。
ぽけっとはうす
西表島産の食材が豊富な居酒屋です。
リュウキュウイノシシのほか、ノコギリガザミや海産物を食べることができますよ。
西表の上原方面へいくことがあれば、寄ってみてはいかがでしょうか。
月曜日が定休日で、夕方頃から開店しています。
猪狩家
お店の名前そのままですが、リュウキュウイノシシの料理を食べることができます。
イノシシのほかに、八重山牛や沖縄そばを提供していますよ。
営業時間はお昼時の10:30~15:00まで。
水曜日が定休日になっています。
”カマイ”と呼ばれるリュウキュウイノシシ
リュウキュウイノシシは現地で”カマイ”と呼ばれています。
似た言葉にアイヌ語で”カムイ”(=神の意)がありますが、北海道と沖縄でこれほどまでに言葉が似てるって不思議ですよね。
その昔朝鮮半島から渡った同一民族が、沖縄と北海道それぞれに住み着いたという説もありますが、深堀りしていくといろんな共通点がありそうです。
まとめ
西表島で食べたリュウキュウイノシシのタタキが絶品だったので、紹介しました。
西表島は年中暖かく(夏はくそ暑い)、ほかの石垣諸島にはない豊富なマングローブ林やアクティビティがあります。
ほかの島とは異なり、砂岩やレキ岩から成り立つ地形も特徴的ですよ。
西表島までの航空券検索はこちらからどうぞ。
おしま狩人でした。