こんにちは、おしま狩人です。
狩猟免許や狩猟者登録などを終え、
さぁ猟に行くぞ!
と意気込んているそこのあなた。
シカやイノシシ、カモを仕留めたあとにどのように解体するか、段取りは決まっていますか?
免許取り立てや銃を所持したばかりは、
まずは獲物をとる…!
と前のめりになりがちです。
なにごとにも準備は必要ですが、、仕留めたあとの鳥獣を効率よく解体するアイテムをそろえておいたほうがいいですよ。
愛用のナイフや使い勝手のよい解体道具にたどり着くためには、それなりの時間や経験が必要ですが、基本的な装備は用意しておくべきです。
- 多くのアイテムを揃えるお金があるわけでhaない
- 万能なアイテムが欲しい
- コスパのいいナイフってあるの?
これらの疑問や悩みを解決すべく、やっと初心者の皮がむけ始めたぼくが必需品のナイフやおすすめの解体道具をまとめて17つ、紹介していきますね(`・ω・´)
とりあえず持っとけ!な、万能アイテム5つ
いろんな狩猟シーンで活躍してくれる万能アイテムを5つ紹介します。
シカやイノシシの大型鳥獣からカモなどの小型鳥獣まで、幅広く使える&コスパのよいアイテムなので、迷わずポチってもらって大丈夫です(`・ω・´)
モーラナイフ
モーラナイフには2種類の刃があります。
- ステンレススチール製
丈夫、さびにくい、研ぎにくい - カーボンスチール製
粘りがつよい、さびに弱い、切れ味がいい
狩猟用であれば、カーボンスチールでいいかと思います。
グリップ部分が木製などではなく、ラバーでできているので衛生面対策も○。
スタンダードに使われている一品です。
解体時以外にも、狩猟のときってとっさにナイフが必要だったりしますからねー。
ぼくもカーボンスチールのモーラを使ってます(‘ω’)ノ
ふつうのモーラナイフは2,000円程度ですが、もうちょっとお金出せるよ & 性能のいいナイフを欲しているのであればこちら。
amazonレビューより抜粋
見た目がさらにシックに、洗練されたナイフとなっています。
ゴム手袋
キッチンや園芸用のゴム手袋があると、手を汚さずに済みます。
汚さずに、というよりはジビエの血液感染などから身を守るためにつけておくべきマストアイテムですね。
肘くらいまで覆ってくれるゴム手袋があるといいです。
ぼくは細かい作業用に、使い捨てのゴム手袋も常備しています(‘ω’)ノ
使用するなら、粉なしのものを。
個人差はありますが、パウダーつきだとかゆくなったりするので。
使い捨てのニトリルグローブは、一度使ったら元には戻れないアイテムですよ!
解体用エプロン
これも安価なので、そろえておいて損はないです。
解体用の服を準備してもいいんですけど、エプロンをつけるだけで必要以上の汚れが服につくのを防げます。
着脱がラクなワンタッチ式がおすすめですよ(`・ω・´)
キッチンバサミ
バラして洗浄できるものが○。
小さい個体のイノシシの肋骨部分や、鳥類の解体時に役立ちます。
手元に一本は置いておくと重宝しますよ(`・ω・´)
持ち運びの際に便利な、刃のカバーつきを選ぶといいです。
キッチンハサミはいろんなシーンで活躍します!
ジッパーパック
解体した肉を入れるための袋です。
内臓や残渣物をいれるための袋としても活用できますよ。
解体のときに、なにが必要なのかをイメージする
狩猟鳥獣にはいろんな種類がいます。
大きいものだとクマやシカ、イノシシなど。
中くらいだとアナグマやタヌキ、小さいものは鴨やヒヨドリがいますよね。
あなたが今している、またはこれからやりたい猟の対象鳥獣はどのようなものでしょうか。
対象鳥獣として人気かつ食肉がおいしいとされる、
- 大型鳥獣(シカやイノシシ)
- 小型鳥獣(カモなど)
に焦点を絞って、まとめていきますね。
大型鳥獣を解体するときに役立つアイテム
シカやイノシシを解体するのには、けっこうな労力が必要になります。
個体の大きさや脂の乗り方にもよりますが、専用のナイフやアイテムをもっておくと格段に効率があがりますよ。
かわはぎナイフ
かわを剥ぐためのナイフや包丁です。
きれいに皮を剥ぐにはコツと経験がいりますが、あなたの近くに上手な先輩がいない場合はyoutubeである程度の使い方を把握することができます。
ぼくは最初にビクトリノックスのナイフを購入しましたが、
刃渡り15㎝は大柄のイノシシ以外だと使いまわしが悪いかなーという印象です。
次のナイフは以下で紹介してるような、
刃渡り8-10cmのナイフを購入したいですね
amazonレビューより抜粋
コスパがいいのはこの辺かな…?
骨すきナイフ
皮を剥いだあとに、肉を骨から取り外す作業に使うナイフです。
ペティナイフや骨すきナイフなど、先が尖っていてかつ取り回しのよいものがいいです。
かわはぎナイフと一緒にぼくは刃渡り16㎝のビクトリノックスの骨すきを購入しましたが、気持ちもう少し小さくてもいいかなーといった印象です。
ビクトリノックスを選んだ理由は、持ち手が樹脂加工で衛生面で強いという理由から。
シカのみなら、止めさしー解体までこの一本でいけます。
ただ汎用性を考えると、14㎝のビクトリノックス 骨すきナイフがいいかもしれません。
肉をわける作業で使うものなので、ハンドルがステンレスの包丁か、樹脂製のものを選ぶのが○かと。
切れ味もさすがのビクトリノックス、良く切れます。
研ぎもそこまで気にせず切れることを目的にさっさと研げばいいのでとても使いやすい。実用品として良いものです。amazonレビューより抜粋
刃渡り10㎝。
1,000円以下です、ぼくもこれは買おう。
ペティナイフだと藤次郎シリーズがコスパいいです。
折りたたみ手のこ
大型鳥獣の肋骨や大腿骨(股間周り)を切断する際に、手のこがあると解体が楽です。
骨すきでも切れないことはないんですが…あまりよろしくないかと。
時間がかかりますし、刃こぼれの可能性もあります。
1,000円以下で買えるので、手元に置いておけばなにかと役に立ちますよ。
ぼくも使ってますが、コンパクトで刃の取り外しもできるので、肉片がはさまっても綺麗に洗浄できます。
追記:ナタがおすすめ
ジビエの肉自体に骨の破片が飛び散ってしまうのが、手のこのデメリットということに気づきました。
骨の破片を出さないためには、ナタなどの強い刃物をあてがい、ハンマーなどで押し切る方法がいいです。
あとは頑丈なハンマー。
わな猟にかかった鳥獣を気絶させるためにも、ハンマーは持っておいたほうがいいです。
小型鳥獣を解体するときに役立つアイテム
大型鳥獣とは違い、カッターナイフでも解体が可能といわれている小型鳥獣。
鳥類を解体するときに羽むしりを楽にするパラフィンワックスも合わせて紹介していきますね。
メスカッター
替え刃5枚つきのメスカッターです。
鳥類をたくさんとるのであれば重宝するでしょう。し
動物や鳥類の剥製を作製するのに使用しています.
細かい部分の皮をはいだり,肉を切ったりするのに便利です.
切れ味は鋭く,曲線になった刃を上手に使いこなせるならば,重宝するはずです.
耐久性としては,タヌキサイズの動物一匹皮をむくと,刃先がなまってしまうのが実感できる程度です.amazonレビューより抜粋
パラフィンワックス
最近話題のパラフィンワックス。
鍋に溶かし、鳥類を突っ込み、冷水につけてバリバリ…。
羽むしりを効率化してくれるアイテムです。
単価が高くなりますが、
たくさんカモが獲れた日のために用意しておくのもいいかもです。
パラフィンワックスを使い倒すには、別に専用の鍋か一斗缶、冷却用のバケツ、外で使用する場合にはガスコンロが必要です。
まとめ
狩猟へ行く前に最低限そろえておくと解体作業が楽になるアイテムを紹介しました。
それぞれで紹介したアイテムを箇条書きにまとめてますので、参考にしてくださいね。
解体・必需品まとめ
大型鳥獣解体アイテムまとめ
- ビクトリノックス 皮はぎナイフ 刃渡り15cm
- SCHRADE アウトドアナイフ 刃渡り8.5cm
- ブローニング ハンティングナイフ 2本 刃渡り7.3cm 8cm
- ビクトリノックス プロフェッショナル 骨スキ 刃渡り16cm
- ビクトリノックス 骨スキ丸 刃渡り14cm
- ビクトリノックス ペティーナイフ スイスクラシック 刃渡り10cm
- 藤次郎 プロ DPコバルト合金鋼割込 ペティナイフ 刃渡り12cm
- SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm
追記分
小型鳥獣解体アイテムまとめ
おしま狩人でした(‘ω’)ノ