こんにちは、おしま狩人です。
初のエアライフル流し猟で青首をしとめました。
使用した銃はFX ストリームライン カービン。
弾はスタンダードなFX プレミアムペレット 5.5mm 16グレイン。
いまだに仕留めた際の興奮を思い出しますが、その過程をこの記事にまとめています。
流し猟の苦労を知る
流し猟とは、車やバイクを流しながら対象のカモなどを撃つ猟のスタイルのことです。
はじめての土地で流し猟をした方ならわかるかと思いますが、Googleマップと鳥獣保護区等位置図をにらめっこしながら狩猟ができる場所を探し探し。
けっこう道に迷うし、池があるとGoogleマップには表示されてるのにいざついたら、
池が干からびとるやないかい…
なんてことが。
険しい坂道や山道を走った先の池が干からびてたら、マジでしょげます。
雨が降ってないこともないので、農業用水をひく池だったのかなぁ。
山道を走ってたら遠くから眺めてくるシカと目が合ったり、自然の中を歩くだけで楽しかったりはするんですけどね。
マガモをしとめた時の話
山間部の池が多く点在する地域をまわっていたのですが、池の周囲に木が生い茂る、とてもよさそうな猟場を発見しました。
幅25m、奥行き100mほどの池です。
サギを2羽確認したのですが、ばっさばっさとすぐに飛んでいく。
ぼくのいる場所からむこう80mくらいにマガモが4羽ほど。
猟をはじめて3時間ほど経過していたので、そろそろ疲れもでてきていました。
そろ…そろ…と近づいていくと、なんと手前5mの木がせり出した池のふちに、マガモが8羽ほど!
うぉおおおお…!!!
と思ったのですが、
マガモたちも
うぉおおおお…!!!
で、
グワァッ!
からのバサバサバサバサ…
もし手元に散弾銃があれば、一網打尽にできた瞬間でした。
(銃猟ではカモを獲る上限が1日5羽までとなっています)
いやぁ…奥の80m地点にいるマガモに気をとられていたので、もっと忍び足でいけば獲れたかもしれないのに。
疲労に追い打ちがかかります。
さらに奥の80m地点にいたマガモたちも、警戒してみんな飛んでいく始末。
……。
池の周囲を散策してみた
はじめての猟場だったので、池の周囲を散策してみました。
シカの真新しい足跡や糞がそこら中に落ちており、近くの農家さんがしかけたであろうシカ用の箱わなも。
反対側まで歩いて、池のほうを確認しながら歩いていたら…
手前の池の茂みに、アオクビがちょこんと。
初の獲物を狙撃
心臓が
ドクンッ!…
と大きな音をたて、アドレナリンがでまくり。
これは…獲れる!
と。
きっとこのマガモは、さきほどの集団逃避(?)に乗り遅れ、
茂みに隠れることを選んだのでしょう。
50mにスコープの標準を合わせていましたが、音をたてないよう、セーフティを外す。
スコープを覗く。
距離約10m。
マガモは動かない。
手前にスコープの標準を合わせ、レティクルを青首あたりのネックに合わせる。
距離が近いので、弾のドロップは考えなくていい。
スタンド状態で銃を構えたので、微妙に標準がブレるが、レティクルが落ち着いた瞬間にためらわず引き金をひく。
パシュン…
空気音と同時に目の前で痙攣するマガモ。
あたった…!ついにしとめた!!!!
二の矢を刺そうと思ったが、一発のみで急所にあたったよう。
車までタモ網をとりにダッシュしました。
マガモの回収
車からたも網をもってさっきのポイントにいくと、マガモがピクリとも動かずに水面に浮いてました。
興奮しておぼつかない手でたも網のセットをして、必死に回収。
マガモを間近でみたことはなく、その美しさにしばし見とれる。
いやー、マガモってすごく綺麗なんですよ。
クーラーボックスにマガモをいれ、家に持ち帰って腸抜きまで済ませました。
そして羽むしりの段階で銃痕を確認したら、ネックではなくその手前の胴体から胸を貫通していました。
10mなのに…”(-“”-)”
まとめ
初のエアライフル運用、流し猟でまさかマガモを仕留めることができるとは思いもよらず。
興奮し、
どうやって食べたら美味しんだろう…
とワクワクしながら帰路についたのを鮮明に覚えています。
このアオクビは流行りの鴨ワックスで羽毛をむしり、キレイに解体することができてます。
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カモ猟をする際にはその距離測定や、獲っていいカモかどうかを判別するアイテムをもっておいたほうがはかどります(`・ω・´)
回収用には、長いタモ網がベストかと。
ぼくは8m級のものをつかってます(`・ω・´)
おしま狩人でした。